第十話 お箸のおはなし
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お食事するときの「お箸」って大切やと思いませんか?
どんなお箸にするか考えて、京都でお箸となりますと一番に頭に浮かんだのは
「御箸司 市原平兵衞商店」さん。
行ってみましたよ。
実際に店内で色々なお箸を拝見したけど、なんせお高い!
そりゃあそうですよね、
禁裏御用御箸司と名のつくお店やしねぇ😅
これはろじうさぎで無理やなぁ、
ってことで次に思い浮かんだのが竹職人さん。
四条通り西洞院の東にあった「四条京町家」
当時らくたびさんがその町家で事務所を構えておられ、そこでお世話になってたときに知り合った竹工房ゆうすいさん。
そのゆうすいさんにお願いして、オリジナルのお箸を作っていただきました。
持ちやすくて、
先が細くて、
しなりがあって、
口当たりも良く、
そんな理想のお箸が出来ました!
分かる人には分かる様で、
このお箸すごく食べやすいですね、
とお客様からお褒めの言葉をいただくことがあります❣️
竹のお箸は耐久性も良く、
お客様に出せなくなった(使ってるうちに色が変わったりはげちょろけになったりします)お箸を、ろじうさぎでは菜箸や賄いの時に使ってます。
だから10年経ってもほとんど廃棄はしてないかなぁ。
も一つ言いますと😊
ろじうさぎのお隣のお姉さん(元芸妓さん)がこのお箸を使ってはるのを見ると、
美しい所作(お箸の上げ下ろしなど)に、
美しいお箸なので、
見ていてうっとりするくらいなんですよ❣️
と散々自画自賛しましたが、
このお箸はランチの時のみお出ししてます。
回転重視の朝ごはんタイムのには使い難くてね😅
お値段は老舗で購入するほどお高くはないですが、そこらで売ってる既製品のお箸に比べたら結構お高めなんで‥‥。
もっと繁盛して、この高価な竹のお箸をバンバン仕入れられる様になったら朝ごはんタイムにお目見えしますので〜。