ろじうさぎの壁は「聚楽壁」とお客様に教えていただきました。
調べると・・・。
和風建築の代表とも言える壁で、京都で生まれ、
古くから茶室や歴史的建造物などに使われてきた伝統的な土壁。
土と藁(わら)や麻、細かい紙やスサ、砂、水をこねて作られており、
自然以外の材料は使いません。
まず柱と柱の間に、格子状に縄で竹を編み込んだもので下地を作り、
土壁を塗っていきます。
元はこんな風に、紙の様なキラキラしたモノが混ざってたようです。
現代の壁ってクロスを張り替えたらすぐに新しくできるけど、
古い壁って大変なんですよね。
「壁」を壊して、一から「壁」を作るんですから。
それってすっごいお金がかかる!
その予算は無くて、床の間以外は全部ホコリを払い落とすだけで
済ませてしまいました(苦笑)
おかげでキラキラした聚楽壁はホコリと共に、無くなってしまいました(^^;
そこで問題発生~!
二階の床の間に置いてあったテレビやたくさんの本をのけると
なんと!穴が開いてたんです!
長い年数、風雨にさらされ穴が開いてたんでしょうね。
でも物が置いてあったから気がつかなかったのか?
とにかくこのままではねぇ(^^;
それで?、
そのおかげで?、
一階と二階の床の間部分の壁だけは大家さんが新しくしてくれはりました。
この時に、古い土壁を壊さはる現場に居ましたが。
それはもうすっごい土ホコリ!!
ある程度覚悟はしてましたが、これほどとはねぇ。
どこもかも真っ白けになってね。
後の掃除の大変やったこと(^^;
まだ問題は続き・・・
一階の壁を壊して裏のお家が見えるようになってわかったことが。
裏のお家より、このお家の方が少し低いところに建ってて、
裏のお家から流れる水がこのお家の柱部分を侵食してて、
土台になってる柱がほぼ腐ってた。
もちろん白蟻さんのご馳走にもなってた様です(^^;
そんなこんなで柱の土台もしっかり新しくなり、
白蟻駆除も済み、
耐震補強もしっかりとしていただき、
壁は新しくなりました!
壁だけでめっちゃ長文になってしまったわ。
改装工事はまだ始まったばかり・・・。
続きも読んでくださいね~(笑)